人材関連株が上昇 人手不足で業績拡大期待

2016/05/10
人材関連株が上昇 人手不足で業績拡大期待
2016/5/10付
日本経済新聞 朝刊

 9日の東京株式市場で夢真ホールディングスなど人材サービスを手掛ける銘柄の株価が上昇した。海外景気や円高の影響を受けにくい内需株として選好されているうえ、労働需給の逼迫を追い風に業績が拡大するとの見方が広がっている。一方で製造業に人材派遣をしている銘柄の株価は軟調に推移しており、明暗が分かれている。

 夢真HD株は前週末に比べ一時7%高となり3月上旬に付けた年初来高値に並んだ。6日に発表した2015年10月~16年3月期の連結決算は建設業界向けの技術者派遣が伸び、純利益は8億3100万円と前年同期比で3%増になった。
 厚生労働省がまとめた3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.30倍とほぼ24年ぶりの高水準で推移しており、国内の求人需要は旺盛だ。特に建設業や宿泊・飲食サービス業、卸売業・小売業などで人手不足が深刻になっている。

 岡三証券の小川佳紀シニアストラテジストは「労働需給が逼迫する業界にサービスを提供している企業は業績の拡大期待が高く、投資家が注目している」と指摘する。
 9日は家電量販店での販売支援を手掛けるヒト・コミュニケーションズが7%高、飲食・小売店などのアルバイトサイトを運営するディップが4%高となった。専門性の高い人材を外資系企業に紹介するジェイエイシーリクルートメントは昨年末に比べて52%高い。
 一方、UTグループは9日、小幅に下落した。昨年末比では27%安い水準にある。半導体関連企業など製造業向けの技術者派遣が主力で、市場では「派遣先の業績悪化を受けて求人が減るリスクが高まっている」(国内証券)との見方がある。
 自動車向けなど技術者派遣大手のメイテックも低調だ。円高進行などで輸出関連企業の業績に減速感が強くなれば、人材関連株の株価の格差が一段と開きそうだ。


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