技術者の派遣料金が上昇 2~3%前後、車関連の需要堅調

2016/06/28
技術者の派遣料金が上昇 2~3%前後、車関連の需要堅調
2012/6/21
日本経済新聞

 自動車や電機、精密機器など製造業の設計・開発に携わる技術者の派遣料金が上昇している。ヒップなど派遣会社は2~3%前後の引き上げを企業に求め、一部で浸透し始めた。エコカーなど自動車関連の需要が堅調なためだ。景気の先行きが見通しにくい中、製造業は開発業務に正社員でなく外部人材を充てる傾向を強めている。
 技術者派遣の料金は、技術者を正社員として雇っている派遣会社が、派遣先のメーカーと契約更新時に交渉する。技能レベルなどで価格に幅があり、標準的な相場は1時間当たり3300~3500円前後だ。派遣会社はこれに対して70~100円の上乗せを求めている。

 リーマン危機後の2009年に3100~3200円まで下がったが、昨年から引き上げの動きが本格化し200~300円程度上昇。「ようやく危機前の水準まで回復してきた」(アルプス技研)
 派遣各社は個々の社員の契約更新時に個別に交渉している。ヒップは「今年度を通して平均100円(2~3%)の上げを求める」。スタッフサービス(東京・千代田)も「技能が高い社員は、社内の規定に応じて引き上げた料金で新たな派遣先と交渉していく」としている。

 需要は好調だ。最大手メイテックで5月に実際に企業に派遣されていた技術者の比率(稼働率)は92.2%。4月入社で社内研修中の新人を除いた実質で95.8%に達する。アルプス技研も5月の実質の比率が95.6%と、高水準の目安となる90%を上回っている。メーカーは最終製品の売れ行きに左右されやすい設計・開発業務の人員について、技術者派遣を活用する姿勢を強めている。
 エコカー人気を背景に、自動車会社ではハイブリッド車や電気自動車関連の開発が盛り上がっている。特に「秋の増産に向け、開発部門がフル稼働状態」(スタッフサービス)。エンジンなどのほか「シートなど車内装備の設計関連需要も大きく伸びている」(アルプス技研)。
 スマートフォン(高機能携帯電話)のアプリ(応用ソフト)開発などの人材需要も堅調で、電機メーカー向けの需要低調を補っている。
 派遣各社は新規の求人に対応するため社員を増やしている。メイテックは4月、前年比8倍の約220人の新人を採用、来春も400人を採る計画だ。ヒップやアルプス技研も新人採用を拡大している。

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