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単純作業を7割削減、リクルート RPA導入拡大

2018/04/06
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単純作業を7割削減、リクルート RPA導入拡大

日経産業新聞 2018年4月6日

リクルートホールディングスはデータ入力などの単純作業を自動化する「ロボティクス・プロセス・オートメーション(RPA)」の導入を拡大している。

自動化する作業の種類を2018年度末までに現在の1.5倍に増やす。RPA導入で単純作業にかかる時間を7割減らせると見込む。従業員は創造性の高い仕事に集中できるようになる。外部企業からの引き合いがあれば販売も検討する。

 ウェブマーケティングなどを手掛ける子会社のリクルートコミュニケーションズ(東京・中央、リクルートCO)が中心となってグループのRPA導入を推進する。18年3月末までにグループ各社の約90の業務を自動化した。これを19年3月までに1.5倍の130~140に拡大する。社員を創造性の高い作業に集中させるほか、残業の削減など「働き方改革」にもつなげる。

 導入するRPAでは自分が使いたいシステムを選びクリックすると、インターネットを経由してリクルートCOのサーバーに接続。要求した作業がサーバー上で完了する。作業時間は人手の場合と比べて7~8割削減できるという。サーバー側でシステムを更新するため、従業員は常に最新版を利用できる。

 RPAはソフトウエアの一種で、データ入力などの定型作業を指示通りにこなす。リクルートHDでは複数のソフトウエアで形式の異なるデータを、表計算ソフトなどに打ち直す作業のほか、収集したデータからグラフなどを用いた経営リポートを作成する際にRPAを導入している。文章校正や名刺管理にも活用している。

 RPAは膨大な単純作業を正確に素早くこなせるため、働き方改革の手段として注目されている。リクルートCOの小路聡マネジャーは「小さな手間の積み重ねを無くすことで、クリエーティブな作業に集中してもらえる環境をつくる」と話す。自社グループでの効果を検証し、将来は外販も視野に入れる。

(企業報道部 広井洋一郎)

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