金沢で観光ヘルパー事業 人材派遣のメディカルブレーン

2015/01/08
金沢で観光ヘルパー事業 人材派遣のメディカルブレーン
2015/1/8 11:02

 医療関連の人材派遣会社、メディカルブレーン(金沢市)は月内にも、金沢市で高齢者や障害者らの観光に付き添うガイドヘルパー事業を始める。3月の北陸新幹線開業で観光客の増加が見込まれ、体力に不安のあるシニア層などからのガイド要望が高まると判断した。2016年7月期には観光ガイドヘルパー事業で3000万円の売上高を目指す。

 事業には12年に発足させた社内事業部「かなざわ家政婦紹介所」を活用する。ガイドヘルパーを利用したい観光客は、観光協会をはじめ市内の観光情報提供事業者に前もって相談する。かなざわ家政婦紹介所は事業者からの要請に応じ、登録しているガイドヘルパーに業務を依頼する。

 派遣するガイドヘルパーは依頼内容に応じて決める。車いすの観光客の場合は観光施設で車いすを押して移動を助ける。全身が不自由な観光客の場合は、宿泊施設で入浴なども支援する。利用料金は1時間1500~1800円で検討している。同社は利用料金の25%を徴収、残りがガイドヘルパーの収入となる。

 ガイドヘルパーは都道府県知事が指定する研修を修了する必要がある。現在、かなざわ家政婦紹介所にはガイドヘルパーの有資格者が2人いる。看護師や准看護師、介護職に就くために必要な研修を受けた人なども、石川県内で100人以上登録している。彼らに研修会社が実施する所定の研修を受けてもらい、資格者を増やす。

 北陸新幹線は金沢と東京を最短2時間半で結ぶ。地元ではアクセス向上による観光客の増加を期待する声が多い。石川県は2012年に233万人だった首都圏からの来訪者を15年に500万人まで増やす計画を掲げる。高齢者や障害を持つ観光客の増加も見込まれ、受け入れ体制の充実が課題となっている。

 旅行会社の中にはガイドヘルパーが付き添うプランを企画しているところもある。ただ観光客が行き先を自由に決められなかったり、1人だけの観光客には対応してくれなかったりすることもあるという。行程にもよるが、同社のガイドヘルパーを利用した場合、全体の旅行料金は大手旅行会社のプランの半分程度になることもある。

 同社は利用者のスケジュールに応じ、1人からでも対応できる柔軟さを売り物に顧客を開拓する。地元の旅行会社と組み、商品開発も検討する。当面は、金沢市内の観光を対象とするが、海外旅行や修学旅行、結婚式への派遣にも範囲を広げる。

 同社は10年設立。医療関連の人材紹介を手掛ける。2000人超が登録している。14年7月期の売上高は2000万円程度。


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